57 秋の大イベント 榛名山_掃部ケ岳(2008年11月9日)

 所属する中高年の山の会の恒例行事、秋季集中登山に参加して来ました。
会にはいろんな行事がありますが、大勢で一斉に登るのは、春と秋の2回です。
春は弥彦山、秋は関東の山がこのところの定番になっていますが、今年の秋は榛名山が選ばれました。
何しろ200名からの集団が一斉に登るのですから、山選びも大変です。
春の弥彦山は登るコースも沢山あり、頂上には大きな広場もありますし、雨が降っても麓には大勢が休憩できる施設もありますので問題はありません。
ところが、弥彦山に匹敵する山がどこかにあるかと探してみても、おいそれと見つかりません。
ここ数年は赤城山が選ばれていましたが、そろそろ別の山に行きたいという声が高まり、2年程かけて探してきたところ、今年は榛名山に決まりました。

        榛名湖と掃部ケ岳(榛名山の最高峰)、右端のトンガリが硯岩
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 榛名山にもいろいろなコースがありますが、その中で5コースを選び、参加者を募りました。
集中登山としては初めての山のせいか、沢山の申し込みがありました。総勢は何と2百十余名、大型バス4台が全て満員と言った盛況でした。
今回のコースを紹介しますと次の通りです。

  ・榛名富士コース    グレードD・E  30名 (片道ロープウエー利用)
  ・天目山コース     グレードD    28名
  ・森林公園一周コース グレードD    17名
  ・掃部ケ岳コース     グレードC    89名
  ・水沢山コース     グレードC    47名  

        秀麗な榛名富士(榛名山の中央火口丘)
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        水沢山(榛名山の寄生火山)、山頂からの関東平野の展望が素晴らしい
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        天目山(関東ふれあいの道)
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        伊香保森林公園(二ツ岳の山裾、紅葉真っ盛り)        
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 この中で、自分は掃部ケ岳コースのリーダーを仰せつかっておりました。
最初は、数十名の仲間と一緒に歩けば良いのだろうと高をくくっていましたが、毎日のように届く申し込みの葉書は90枚を超えてしまいました。
びっくりするやら、溜息が出るやら、どうしたものかと悩みました。
どんなにマナーを守ったとしても、ただ大勢というだけで、他人に迷惑をかけてしまいます。
ましてや、90名の大所帯を一人で統率を取るなど不可能なことです。
いろいろ考えた末、大きく2組に分け、それを夫々5班に分けました。小さなグループが夫々独立して行動するという作戦です。
協力してくれるリーダーが沢山居てくれるというのも我が会の良いところです。
終わってみれば、全員事故も無く楽しく山歩きができたことを喜んでくれました。
下手な山行記を書くよりも、この秋の大イベントに参加してくれた仲間の紀行文を紹介することに致します。雰囲気が良く現わされていると思います。
この紀行文は会のHPに掲載されたものです。
会の名前は「新潟楽山会」と言います。よろしかったら こちらも 覗いてみてください。

        榛名湖の右に天目山、左に榛名富士、榛名富士の右奥に相馬山、左奥に二ツ岳
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秋季集中登山 榛名山 掃部ケ岳コースに参加して  会員番号19△△ Y.K

 11月9日は楽山会の秋季集中登山に参加した。
集合時間のAM6:30に間に合うよう、近所の仲間と一緒に越後線巻駅より5:09発の一番電車に乗り込んだ。まだ暗い時刻であった。
途中の駅からは、会員の仲間達が続々と乗り込んで来る。お互いに挨拶を交わし、たちまち賑やかな車内となった。
今日の天気はどうだろう、人数は掃部ケ岳コースだけでも90名を超えたらしいなどと、皆、話しに余念が無い。
あっという間に集合場所の新潟駅南口のバス乗り場に着いた。大勢の仲間達がそこに居た。そして、次々と集まって来て、バス乗り場は溢れかえってしまった。
大型バスが4台、コース毎に分乗したが、どのバスも定員いっぱいであった。
リーダーからルート案内と名簿を貰った。掃部ケ岳コースの参加者は89名であった。
優にバス2台分の人数である。大賑わいの数にまずびっくり。こんなに大勢で登るのは初めてであった。

 バスの中でリーダーから説明があった。まず大きくA班とB班に分け、それを各々5班に分ける。全部で10班に分けて行動するとのことであった。
他の登山者の迷惑にならぬよう、各班の間隔は2分から5分くらい開けて歩くようにと指示があったが、これだけでも先頭から最後尾まで30分は開く長い隊列になる。
リーダーの皆さんのご苦労を察すると同時に、できるだけ協力したいと思った。
バスは関越道をひた走り、やがて越後湯沢に差しかかったが、紅葉に彩られた山裾のはるか上部はうっすらと雪で白くなっていた。
清流と紅葉そして雪化粧、自然の素晴らしさに感激すると共に期待に胸が膨らんだ。
関越トンネルを抜けると、曇り空ながらも明るくなった。どうやら雨の心配は無さそうであった。しかし、冷え込んでおり、気温は10℃を切って1桁であった。

 登山口は国民宿舎吾妻荘の脇にあった。手早く準備を整え、班毎に順序良く出発した。
一汗かいて間もなく到着した硯岩からは榛名湖と対岸の榛名富士が良く見えた。紅葉が静かな湖面に引き立っていた。
登っている途中や山頂からも榛名湖が見え、その向うには関東平野も一望できた。
見慣れた越後の山とは趣が大分違っていた。金色に輝く落葉松の黄葉も見事であった。

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 自分は、A組1班に編入されたが、A組は少し早めの足取りでコースを歩いた。これも大勢を預かるリーダーの心配りなのであろう。
山頂を通り過ぎて、林道手前の杖ノ神峠でお昼となったが、皆の持ち寄りのご馳走をつつきながらゆっくりと歓談した。大勢で摂る昼食はいつにも増しおいしかった。
それから林道を賑やかに歩くと集合場所の湖畔の宿記念公園に到着した。
全コースの全員が揃うまでには小一時間かかったが、これだけの人数が揃うと実に壮観な眺めである。
皆の顔には、無事歩き通した喜びが満ち溢れていた。
会長の挨拶にも力がこもっていた。素晴らしい会である。

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 帰りのバスも、思い思いにくつろいで、その上見附の辺りでは季節外れのような花火まで見えて、楽しい山行に花を添えてくれた。
全員事故も無く無事新潟駅に着くことができたが、役員初めリーダーの皆さん、大変ありがとうございました。

        掃部ケ岳コース案内(下見で歩いた軌跡にコースガイドを添えたもの)
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この記事へのコメント

2008年11月14日 02:03
掃部ケ岳は最大人数でしたね。下見、段取り、当日の編成(組・班編成)等々、ご苦労様でした。
最大の見方は「天候」で、雨も落ちずに、無事、楽しい初「掃部ケ岳」でした。
数年前に娘と国民宿舎「吾妻荘」に泊まり、ロープウェイで「榛名富士」に行ったことがありましたが、今回「掃部ケ岳」に登られて満足でした。
甘納豆
2008年11月14日 06:18
noritan おはようございます。
深夜のコメントありがとうございます。
本当に、いつ寝ているのだろう?
榛名山は、私も、はるか昔にスケートに行ったことがあるだけです。
今回行って見て、なかなか良い場所だなと思いました。
温泉とゆっくりハイクには格好なところですね。来年もコースを変えて登ってみたいと思います。
2008年11月14日 08:50
甘納豆 さん。お早うございます。
こんなに大勢の人が掃部ケ岳に登るなんて、今まで見たことがありません。掃部ケ岳もさぞビックリしたことと思います。甘納豆さんには物足りないコースかも知れませんが大勢の人を引率お疲れ様でした。榛名は私は5月末頃にヤマツツジが咲く頃登る程度です、他の山のツツジよりも赤が鮮やかで車のテールランプのような、花の明るいあまやかなトンネルの道になります。特に水沢あたりから二ツ岳のコースには沢山のヤマツツジが咲き、中高年と言うより後期高齢者のような登山者が多くなります。このあたりでは水沢山が新潟の角田山のような市民の山になっています。
輝ジィ~ジ
2008年11月14日 17:30
大役お疲れさまでした。
お陰さまでほぼ予定通り執り行うことが出来ました。
リーダーを指名お願いした小生の目に狂いはなかったと言うことでしょう。(笑
まぁ一年を締めくくる大行事を終えてホッと出来たのが実感です。
詳細に亘る心配り感謝申し上げます。
甘納豆
2008年11月14日 20:02
インレッドさん こんばんわ!
そうでしょうね、この人数は私も想定外でした。
頂上はさして広くはないし、途中に大勢で休めるような広い場所もありませんでした。強いて上げるなら杖ノ神峠くらいです。
でも、年齢が51歳から78歳、平均66歳、70歳以上の方が21人も居ることを思うと、お昼までに全員で杖ノ神峠まで行くのは困難と思いました。
やむなく少人数の分散行動になりましたが、これはこれで皆さん楽しまれたものと思っております。
それと、物足りないどころではありませんでしたよ。夫々の班の統率はサブリーダー(SL)さんに任せていましたので、自分は伝令係のようなものでした。
長い隊列の間を行ったり来たりしていましたので、くたくたになりました。3日間は筋肉痛に悩まされてしまいました。
甘納豆
2008年11月14日 20:15
輝ジィ~ジ様 今晩は!
ジィ~ジこそお疲れ様でした。この行事が無事終了して一番ホッとしておられるのはジィ~ジだと思います。
とにかく降られずに済んで何よりでした。
初めての榛名山、参加された皆さんは皆喜んでくれたと思っています。
新潟に着いたら、さしもの天もこらえきれずに降りだしたというのも落ちがあって面白かったですね。
どうぞゆっくり休んでください。
自分は明日も会山行に参加します。「塩の道と戸倉山」ここも人気があり、60名の参加になっています。
2008年11月15日 18:49
おはようございます。
団体での山歩きは高校でのワンゲル部在籍中にありましたが、せいぜい30人ぐらいです。
それ以上は想像がつきません。たぶんにもれず、トップとシンガリは大事だし、リーダーはたいへんです。
甘納豆さんの歩行距離はいったりきたりで、実際の距離の数倍ではと想像いたします! 普段の距離より長かったりして。
それにしても、集合写真を見ると人数規模はやはり凄い。
甘納豆
2008年11月15日 21:50
本読みと山歩き様今晩は!
いつもコメントありがとうございます。
このような大人数の山の会のイベント、ブログに紹介して良いものかどうか迷いましたが、あえてこういう現実もあると思い、紹介しました。
自分の所属する会は公徳登山を心がけておりますが、文中にも書きましたように、大勢と言うだけで迷惑をおかけしているのも事実です。
そして、仲間と楽しく山に登りたいという中高年の方が沢山居られることも事実です。
その辺の兼ね合いがこれからはますます難しくなるのでしょう。
でも、普段から身体を鍛え、アウトドアーの計画に積極的に参加して、元気に過ごされる中高年の姿は、これからの時代の理想像だと思っています。
お互いに譲り合って楽しく山歩きをしたいと思っています。
欧米のような家族中心のレジャーに対し、趣味の団体を作って行動すると言うのは日本の特徴なのでしょうね。
2008年11月17日 10:00
新潟楽山会の榛名集中登山に参加された方、大型バス4台、総勢2百十余名とは凄い。榛名山群最高峰のカモンヶ岳コースに89名参加の大部隊、中隊長的リーダー役ほんまご苦労様でした。参加者の紀行文で雰囲気が良く伝わってきます。唄で有名な「湖畔の宿公園」が最終集合場所だったようで素晴らしい企画でした。
2008年11月17日 17:29
いろいろと段取り、お疲れさんでした。
いつも感心しますが、今回も私が改めてビックリするのは、我が会の集まりの良さです。200名を超す人達が早朝の集合時間でも、きっちり集まる。これはたいしたもんだと思います。
年齢からみれば、忘れたとか間違えたとかあっても不思議では無いようなもんだけど、この辺が年配者の律義さなんでしょうね。
榛名山周辺は、まだまだ楽しめそうですね。赤城と交互でもいいかも知れないなぁ。
甘納豆
2008年11月17日 18:28
ビデオ楽しさん今晩は!
このブログを見られた方は恐らくびっくりしていることでしょう。
こんな大勢で山登りするなど前代未聞かと。
最近入会した方の会員番号はついに2000番代になりました。会が発足して依頼2000人が入会しているのです。やめた方や中断している方もおられ、現在の活動会員数は約550名です。山の会でこんな大きい組織は全国でも珍しいのではないでしょうか。
自分も身体が動く間は山登りを続けたいと思っておりますので、ありがたい会です。
甘納豆
2008年11月17日 18:41
山いろいろさん こんばんわ!
同感です。皆さんしっかりしておられる。朝の集まりだけではなく、途中での点呼でも、帰りのバスに乗り込む時でもほとんど心配要りません。
逆に以前自分の方が、集合場所を新潟駅の万代口と南口を間違えて、慌てて駅の連絡通路を走ったことがありました。
今回の集中登山では山さんにも大役をお願いし、大変お世話になりました。
おかげ様で無事終えることができました。ありがとうございました。
この時期、天候は関東の方が晴れる確立が高いので、これからも赤城、榛名と楽しみたいですね。
かめ・ひーっ
2008年11月18日 19:09
甘納豆さん
200人ですか 恐ろしいです。
15~16日 伊豆の山を歩きました。
岩崎元郎さんが一緒でしたが少しお話しする機会がありまして、最近の報告としてブログのことなども多少・・・新潟楽山会にも話が及びました。
我等は丁度10%の20人でした。民宿借切りです。
それなりに楽しい二日間でした。
甘納豆
2008年11月18日 19:57
かめ・ひーっ さん 今晩は!
そんなに驚かないで下さい。
それだけ現代の中高年のお方達は、山に憧れ、それ以上にお若くお元気だと言うことなのですよ。
かめ・へっほー さんの肉体年齢30代、いや20代という方がもっともっと驚きですよ。
ところでかの有名な岩崎先生との会話で、新潟楽山会の名が???
ローカルの地味な山の会、本音は深く静かに山歩きするのがしょうに会っているのです。
でも、かめ・ふーさんの会も熱心ですね。

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