41 佐渡トレッキング(2012年10月31日~11月1日)

 22名参加の会山行の佐渡トレッキングに参加して来ました。目当ては、佐渡一番の紅葉と言われている紅葉山の散策と昨年遊歩道が出来て一躍人気スポットとなった大佐渡石名の天然杉を愛でる散策です。しかも、日帰りではなく、あえて1泊して佐渡のおいしい海鮮料理を食す楽しい計画でした。
 ただ、天候は2日間とも荒れ模様の予報でした。中止かなとも思いましたが、いつもの山登りとは違って、傘を差しても歩けるトレッキングです。予定通り行われました。
 しかし、2日目は強風警報が発令されるほどの天気、佐渡汽船も就航か欠航か未定となっていましたので、夕方のカーフェリーを予約してありましたが、1便早めて昼の船で帰路に着きました。最後に椎崎温泉には入れませんでしたが、それほど雨には祟られず満足のいくトレッキングでした。

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               紅葉山公園の一翼女神山593m

 さて、紅葉山と石名の天然杉は勿論堪能できましたが、今回のハプニングは他にもありました。
 そうです、バスの窓からでしたが、放鳥した朱鷺4羽を直接目にすることができたのです。カメラを出すのにもたついたり、距離が離れていたため写真撮影は失敗してしまいましたが、確かに放鳥された野生の朱鷺でした。小雨降る中、3羽は木に止まっていましたが、1羽が田んぼの方から仲間の居る木の方に飛んで行くのが見えました。ピンクっぽい朱鷺色の羽が印象的でした。実に幸せな気分になりました。
 佐渡の人は、自然に放たれた朱鷺を良く観察し、大事に見守っています。ここで、自然の朱鷺観察の4つのルールについて紹介します。

   ・やさしく静かに見守りましょう。
      トキを驚かせないように、やさしく静かに見守りましょう。
      トキを見るときは、双眼鏡などで遠くから静かに観察しましょう。
      車から降りずに観察しましょう。
   ・トキに餌付けをしないようにしましょう。
   ・繁殖期間はトキの巣に近づかないようにしましょう。
   ・トキを観察する時は地域に迷惑をかけないようにしましょう。


 自分等は、バスの窓からでしたし、距離もありました。朱鷺も驚かず自然体で飛んだり止まったりしていました。

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                       佐渡環境協会HPより借用

 次に、泊まった宿は赤泊の“サンライズ城が浜”という宿ですが、ここは小佐渡県立自然公園・自然休養村/赤泊農林漁業体験施設と銘打った温泉のある宿泊施設でした。目の前がきれいな砂浜の城が浜海水浴場で、まるでプライベートビーチのようでした。
 すごく安い料金なのですが、夕食も朝食も赤泊港直送の魚介類をふんだんに使ったおいしい料理でした。しかもベニズワイガニが一人に1尾づつ付くのですよ。お酒も話も弾んで大満足の温泉宿でした。

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               左上が展望風呂、右側に城が浜海水浴場
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          行  程
 1日目
新潟港7:55=(佐渡汽船ジェットフォイル)=両津港9:00=小倉千枚田(10:00~40)=紅葉山公園散策(10:55~13:40)=名水ワニ清水14:00=赤泊港弥吉丸直売所=赤泊城が浜温泉サンライズ城が浜15:00(泊)
 2日目
サンライズ城が浜8:00=梨の木地蔵(8:25~35)=大佐渡石名天然杉遊歩道散策(10:00~11:00)=両津港12:40=(佐渡汽船カーフェリー)=新潟港15:10



     行程順に写真で綴ります。

1、小倉千枚田
  山の斜面に貼りつくようにつくられた田んぼ、さながら佐渡島民の力強さと粘り強さを
  象徴しているようです。

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2、紅葉山公園(もみじやまこうえん) 松ヶ崎
  紅葉山公園は小佐渡丘陵南部、畑野の中心部と多田港のある松ヶ崎地区の中間点の丘陵地に位置しています。起伏の富んだ自然の豊かな丘陵地区です。
 女神山、男神山を中心とした山々の南側の斜面が特に鮮やかに紅葉することから、通称紅葉山と呼ばれ、公園は地域の方々を中心に結成された「紅葉山を愛する会」のボランティアにより手が加えられ遊歩道や展望台等の施設も設置されています。
 毎年10月下旬から11月上旬にかけては、うるし、かえで、ヌルデなどで山々が赤や黄色と色とりどりに染まり佐渡一の紅葉と言われています。

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               背後は“女神山”(593.3m)

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               背後は“男神山”(497.2m)

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               紅葉山公園の中心“鏡池”

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            今回のリーダーは「紅葉山を愛する会」の一員でもあります。
            地元の方とも親しく、おけさ柿や洋梨の差し入れもありました。


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            いつもとは反対に、弥彦山。角田山が海の向こうに浮いていました。

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               昼休憩の合い間に“男神山”にも登って来ました

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          “紅葉山を世阿弥が「金島書」の中で、

        「ここは、みやこにてもききし名どころなれば、
        山はいかでか紅葉(もみじ)しぬらんと夏山かへで(楓)のわくらばまでも、
        心あるさまにおもひそめてき。」

        と詠まれております。
        昔(いにしえ)より佐渡一の紅葉の名所として親しまれています。”


           (上の写真の説明板より)


3、城が浜公園(海水浴場)  三川(腰細地区)
  昭和47年に国の自然休養村に指定された旧赤泊村は、いわば地区全体がリゾート地。透き通った青い海と白い海岸線、そして岩礁の作り出す見事な景観は、訪れる人を魅了せずにはおきません。腰細地区にオープンした「城が浜海水浴場」はそんな赤泊の海を満喫できるレジャースポットです。
 ここに“サンライズ城が浜”があります。

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                  新潟市からは日本海に沈む夕日ですが、
                  佐渡からは、日本海から昇る朝日です。


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               朝、しばらくの間は晴れていました。
               越後の山々から鳥海山や糸魚川方面まで見えました。



4、梨ノ木地蔵(なしのきじぞう)  豊田
  梨ノ木峠にある地蔵堂の境内に並んだ無数の石地蔵。
これは子供の病気平癒を願いにかけて身代わりに置いていったもので、今や何千何万と並んでいます。
地蔵信仰の他に類を見ない風景です。

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5、大佐渡石名天然杉遊歩道
  日本海から吹きつける風雪に耐え、何百年もの歳月をかけ複雑に変形した天然杉の奇木や巨木を巡る『大佐渡石名天然杉 遊歩道』。
 江戸時代に金山で栄え、天領だった佐渡では、金山で精製に使う薪炭を確保するため山林も幕府が厳重に保護管理していました。明治に入って県が買い取って多くの山林が県有林となり、石名天然杉の遊歩道はその中の一部です。標高は900メートル付近で、気温は低く風が強いという、造林にはあまり適さない環境のため、製材に適さなかった杉がそのまま残っていました。樹齢はおよそ200~400年程度と見られています。

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        説明文は、新潟県HPならびに佐渡観光協会HPより借用しました。










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この記事へのコメント

赤鬼
2012年11月06日 07:19
凄い紅葉だね。女神山には仕事で行ったことあるよ。山頂の中継施設の建物の中に
蛇が一匹迷いこんでいて、すっかりやせ細っていた。外に出してやったよ。
2012年11月06日 10:29
佐渡はこの時期はそれほど多くの方は訪れないのですか?
春のお花の時期のブログは多く目にしますが紅葉も素晴らしいですね。

ベニズワイガニの手前の御鍋、天ぷら、焼き魚、お刺身と山歩きをしないと体重が増えそうですね。
あ!お茶わん蒸しもですか?
2012年11月06日 11:53
佐渡トレッキング、盛り沢山の楽しみがいいですね~~♪
近くにいながら、花の時期しか知りません。
PR不足なの勉強不足なのか、もう少しキョロキョロしないと損しちゃいますね。
来年はどんな佐渡が期待できるか楽しみで~す。
甘納豆
2012年11月06日 12:55
赤鬼さん
仕事で女神山? それにしても心優しいのですね。蛇の祟りの逆で、素晴らしいご利益があったのでは。
この山、紅葉だけじゃなく、マツタケも採れるんだとか、でも素人じゃ無理ですね。
甘納豆
2012年11月06日 13:25
izumiさん
佐渡はこの時期? 良く分かりませんが、春や夏に比べて船の便もぐっと減りますし、やはり観光客は少ないと思います。この日は平日でしたので、どこへ行ってもほとんど我々だけでした。地元の人と触れ合うには良い時期ですね。
佐渡でおいしいのは、新鮮な魚介類だけではありません。朱鷺に配慮して減農薬で育てた佐渡産コシヒカリ、とにかくご飯がおいしいです。それに、飼育数は少ないですが黒毛和牛、そのおいしさは「幻の牛」と言われているようですよ。食べたことないですけど。まだまだあります。蕎麦やお酒、それに果物も産地なのです。特に有名なのが“オケサ柿”です。佐渡に長居したら確実に体重が増えますね。(笑)
甘納豆
2012年11月06日 13:31
FUKUさん
佐渡はやはり見どころが多いですね。いつ行っても新しい魅力を感じます。
今回は、思いがけない収穫がいっぱいあって大満足のトレッキングでした。
何度も行きたいところですが、何と言っても船の料金がネックになりますね。
FUKUさんもお花の時期以外にも、佐渡へどうぞ。新しい発見が必ずあると思います。
甘納豆
2012年11月06日 13:34
MORINOBUNAさん
気持ち玉ありがとうございました。
佐渡は小さな島の1つですが、意外に大きいのですよ。山も海も、歴史も人情もある良い所です。
2012年11月06日 20:45
こんばんは。
憧れの“佐渡島”! どこもここも良いですね。
特に紅葉山公園は、名前に劣らず見事です。
日本海から昇る朝日か、なるほど、これもこの島でしか体験できません。
2012年11月07日 05:07
今年、数年振りで仲間で花の時期に佐渡に行きました。
でも、佐渡って花の時期だけではないのですね。
月末・月初の平日二日はとても休めないので、頭にしっかり入れておいて来年是非行ってみたいです。
会山行の結果報告が、今後の参考になります!
先日の集中登山で、トレッキング組と同じバスでしたし、Eリーダーも一緒でしたので、佐渡でのお話を一寸お聞きしました。
早めの岐路は懸命な判断でしたね。
甘納豆様も紅葉と海の幸に惹かれて、トレッキングに参加なのですね(笑)
甘納豆
2012年11月07日 10:24
本読みと山歩きさん
おはようございます。
♪ハー佐渡~へ(アリャサ)佐渡へと~ 草木もなびくヨ(ハ アリャアリャアリャサ) 佐渡は居よいか 住みよいか(ハ アリャサ サッサ)♪
です。
>日本海から昇る朝日 ???
実は、この日は雲が多いため分かり難いですが、朝日は本土の山並みから登って来ます。佐渡の赤泊から見るとおよそ270度の角度で眼前一杯に本土の陸地が広がっています。ピークを辿りながら山座同定するのも楽しみですよ。中国が、日本列島を太平洋に出る際の障壁と映る気持ちが良く分かります。
甘納豆
2012年11月07日 10:31
noritanさん
紅葉山は何年も前から行って見たいと思っていました。今回やっと実現しました。今年の紅葉は例年より遅いようでしたが、それでも見事な紅葉でした。
佐渡にはまだまだ見どころが沢山ありますし、佐渡に所縁の深い会友も結構居て話が弾みます。両親が佐渡出身なので自分もそうですが。
トレッキングに関しては、来年、自分も1つ予定していますので、その勉強のためでもありました。
甘納豆
2012年11月07日 10:34
山じいさん
気持ち玉ありがとうございます。
両神山の秋も素敵ですね。自分は3日の日妙義山を縦走して来ました。
2012年11月07日 19:52
こんばんは
美味しいもの 美しいもの 歴史を感じるもの 楽しいもの 全てを堪能なさいましたね!
天然杉を見に行きたいと思っている間に月日が経過しています・・・写真を拝見するとそれほど本数はないのでしょうか?
赤泊で泊まったことがありますが、まさしくプライベートビーチで、その海の澄んだ美しさを楽しみ、サザエやウニも美味だったと思い出しております。
甘納豆
2012年11月07日 21:02
リッキーさん
気持ち玉ならびにコメントありがとうございます。
今時の佐渡も良いですね。大満足でした。
天然杉は、整備された遊歩道としては狭いですが、話に聞きますと金剛山の登山道沿いにもっと広く分布しているとのこと。調べてみて、登山スタイルで出かけられては如何ですか。
赤泊は初めてでしたが、気に入りました。夏に孫達とのんびり海水浴でもしてみたいです。

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